水海山の緑と水を守る会の訴えについて。2009年06月06日 10時38分24秒

水海山の緑と水を守る会が以下の訴えをしています。 会では国立公園内にある八丈島の緑深い山に一般廃棄物の最終処分場を作ってはいけないという思いで活動を続けています。



八丈島の緑と水を守って下さい1

以下は水海山の緑と水を守る会のブログよりの抜粋、若干の加筆(●の部分)です。


2009年6月1日、環境大臣は「水海山」に廃棄物処分場建設を可能にするための「特例(告示の改正)」を発表し、パブリックコメントをはじめました。
ぜひ皆様の声を環境省に届けて頂きたくお願いします。
会の「想い」をまとめましたので、ご賛同頂けましたら、お名前ご住所を記入の上6月30日までに発送して下さい。
発送先は、

〒100-8975 東京都千代田区霞が関1-2-2
 環境省自然環境局国立公園課

 FAX: 03-3595-1716
電子メール: shizen-kouen@env.go.jp
※ (郵送の場合は封筒の表面に、ファックス又は電子メールの場合は件名に、必ず「富士箱根伊豆国立公園の特別地域及び特別保護地区内における基準の特例を改正する件についての意見」と記載願います。)


●以下の・・・内の文章にお名前とご住所を明記して発送して下さい。・・・・・ この文章は水海山の緑と水を守る会が作成したものですが、これ以外にご自分の思いなども書いてどんどん意見を集中していただくことがいまもっとも求められています。

電子メールの場合: shizen-kouen@env.go.jp 宛に送ってください。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『富士箱根伊豆国立公園の特別地域及び特別保護地区内における行為の許可基準の特例を定める件の一部を改正する件』(環境省告示)(案)についての意見

(水海山は自然公園法で守られています)
 八丈島は、ほぼ全域が自然公園法にもとづく富士箱根伊豆国立公園内にあり、水海山は同法第三種特別地域に指定されている。

 自然公園法は環境大臣の許可が必要な事業が列挙されているが、それらの事業にしても、あくまでも法目的から外れたものであってはならず、基本的に廃棄物処分場などの建設は想定されていない。

(廃棄物処分場は違法)
 さらに、自然公園法施行規則第11条第20項二号は『廃棄物(廃棄物の処理及び清掃に関する法律第二条第一項に規定する廃棄物をいう)を集積し、又は貯蔵するものでないこと』と明確に廃棄物処分場の建設を違法としている。


 (不透明な公共事業)
 それにもかかわらず、一組は廃棄物最終処分場が自然公園法で違法とされていること等、住民説明会で一切触れず、そうした規制がかかった現状(最終処分場の建設は違法)のまま、一組議会で候補地として決定。環境省もこれを認定し循環型交付金の支出を決定。

交付金事業として、測量、調査、基本設計、実施設計となりふり構わず既成事実を積み上げて進めてきた。

また、水海山に処分場が造られることに、島民の約半数が反対の声を上げたが、そうした声も取り上げずに進めた。国立公園は単に八丈島島民だけのものでなく、全国民が等しくその自然の景観と美を享受する権利を持っていることを考えれば、一組議会の決定に係らず、環境大臣がその職分を全うし、国立公園の景観と環境を保護し、子々孫々にいたるまで、この景観と自然を汚染事業から守るよう強く求めるものである。

(ゴミ処理広域化を見直して下さい)
 国立公園は自然公園法で守られています。しかし特例が告示されることを前提として八丈島の様に最終処分場の建設が進められれば、自然公園法は形骸化し、全国の自然公園は処分場の候補地になります。環境を地球規模で考えれば、最終処分場を増やし続けるゴミ処理広域化施策の見直しこそ急務と考えられます。  公害の無い自然公園を次世代に引き継ぐのは私たちの責任であり、環境大臣はその先頭に立って自然環境を守らなければなりません。

   提出者氏名(必須)
   住所(必須)
・・・・・ここまで・・・・・

環境省のパブリックコメント
 http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=11182

伐採される樹林 八丈島・水海山2009年05月03日 11時14分08秒

水海山の樹林
写真 一般廃棄物処分場建設地・水海山の樹林
写真の部分は伐採される山のごく一部
撮影 EOS 50D  シグマ・18-200mm F3.5-6.3 DC OS /HSM


八丈島三原山山中にある水海山に一般廃棄物管理型最終処分場を建設する予定で、国立公園第三種地域の指定解除の申請がされている。


住民の4割を越す凍結要請署名にもかかわらず、自然公園法に違反する構造物を強引に建設しようとしている。


現在、1月の工事予定が4月に延び、さらに環境省での指定解除が遅れていることで工事は延期されている。


建設が始まれば同規模の一般廃棄物管理型最終処分場が作られた伊豆大島より建設費も10億円近く高くなり、建設期間も11ヶ月も長くなる。


これは水海山に詳しい学者・研究者が指摘しているように地盤が軟弱で危険があるために、当初より7億円もの追加予算を計上して地盤改良工事が行われ、この工事期間が5~6ヶ月余分に見込まれること。
水海山の膨大な樹林を伐採する工事期間に6ヶ月余分にかかることなどが主因となっている。


いったいどれほどの樹木を伐採するのかは一組にも分からないというか開示を拒否しているのが現状のようだ。


いま水海山の緑と水を守る会では環境大臣や都に対して、自然環境を破壊する工事を取りやめるようにとの要請をしている。

水海山のスダジイ巨樹2009年02月05日 18時26分15秒

写真 水海山のスダジイ巨樹
撮影 Canon EOS 5D MarkⅡ  EF28-70mmF2.8L


久しぶりに水海山へ行った。


入り口のスダジイ巨樹の撮影をしてきた。
一時、処分場建設の一時凍結を求める住民に対する行政サイドの嫌がらせのためかと思われるしめ縄風ロープが巻き付けられて無残な様相だったが、その縄とゴミとなった白紙もいつの間にかなくなって元の巨樹が堂々と屹立していた。

水海山の緑と水2009年01月07日 23時44分53秒

写真 水海山の自然の中にたたずむ母子

水海山の入り口に根を張っているスダジイ巨樹と共に水海山の緑と水を守ろうというシンボルになっている。
深い森と豊かな水を守り、後世に残して行きたいという願いの象徴。


八丈島・水海山に焼却灰などの最終処分場が建設されることになり一ヶ月半が経とうとしている。
建設に対する見直しの要請が行政と議会によってまったく無視された。
もろい地質の山間に自然を破壊し将来の水資源をも壊して建設が強行されようとしているが、住民の間では「あの山の上には作って欲しくない」との気持ちが根強く渦巻いている。


今後いろんな形での政府、行政への働きかけや全国の自然を守り水海山を守ろうという住民運動とも繋がりを広げていくだろう。

八丈島最終処分場建設地、水海山に決定される2008年12月05日 00時27分34秒

写真は水海山の処分場建設地で水海山の谷地に当たるあしたば畑あとがその中心となり、左右周辺の山が崩され森の樹木が大量に伐採される
一組ではその伐採量が多いことと地盤が軟弱なことで工事期間が大幅に延びると明言している
森林の伐採量は多すぎて未だにその量が算出できないために公表していないとも言っている
看板のすぐ横に浅層地下水の調査のためのボーリング地点があるために部分的に立ち入り禁止になっているようだ



●八丈島一般廃棄物管理型最終処分場の建設が強行されることとなった。


東京都島嶼一部事務組合(略称・一組、伊豆諸島八町村と小笠原村)は11月25日に臨時議会を開き、八丈島・水海山を処分場建設地として正式に決定した。


水源への影響や将来の水源地を放棄することへの不安があるとして、「水海山の緑と水を守る会」が4126人(21人は後日追加、島内住民3849人)の署名を集め、計画の凍結と見直しを求めたが、一顧だにしない態度で退けられた。
八丈町の人口は現在約8400人であり、署名は実に署名能力人口の4割~5割に達しているのであり、この不安と計画凍結要求は重く受け止められるべきだと思う。


会議では一組一部議員から町民の4割、5割の署名があることに対して、ことが起きたときの責任所在などを懸念する発言もあったが、推進の八丈町と八丈町議会を支援して建設すべきとの意見が大勢を占め議決するということになった。


以前は18億円と言われていた建設事業費も20億円となり、さらに不安定な地盤を改良するために7億円もの追加をして合計28億円の建設費を使うこととなった。
巨額を投じて地盤を固化剤によって固めたり、土壌改良を行うということはそれほど危険な山中に建設するということを問わず語りに語っていることではないか・・・。
利害関係のない学者・研究者など有識者による第三者機関の設置や再調査にはお金と時間がかかるとして、住民の不安を踏みにじって何が何でも建設するという行政の態度はまったく常識的な理解を超えたものであると言わざるを得ない。
事業費は同じ大きさの処分場を作った大島処分場(14億円)の倍近いものにふくらんだのである。


なぜ学者や研究者の「水海山はやめたほうが良い」との声を無視して、第三者機関の設置や再調査を拒みしゃにむに建設に突き進むのか。


「ゼネコンがらみの暗い裏があるのでは?」との声が上がっているのも、あながち否定できない気持ちになるのは私だけだろうか。


八丈島をよく知る学者、研究者の声
http://8jogomisyobunjo.sakura.ne.jp/2008/06/2008620.html